新大阪発

だいたい関西人の話をしています。

G公演を振り返る

一年前の今日、松竹座ではコンサートが開かれていました。神ちゃん、濱ちゃん、流星くんの三人が出演するG公演と分類されたコンサート。そう、あの忌まわしき出る出る詐欺から一年が経ったのです!というわけで怨みつらみを書きに参りました。


なーんていうのは半分嘘です。
というのもこのG公演、あんなに事務所に腹をたてたことはなかったけれど、コンサート自体はとっても素晴らしく暖かいもので、これを振り返りたいなあと思っていたのです。前のエントリで「印象に残っているコンサートは?」に答えましたが、もし今聞かれたらベストスリーに確実に入ってくると思います。そんな感じで以下は思い出話です。


















2013年の松竹座のクリスマスコンサートは、ユニットでも関西ジュニア全体でもなく、いうなればシャッフルでした。本人達も「色々試してるんじゃない~?」(完全なニュアンス)と話していたようですが、もちろんそれは私も感じていました。し、この発表があったときは中々のザワつきがあったように思います。カウントダウンで宣言したように本当に「グイグイ」来ていた中でのこのなんとも言えないシャッフル。個人的に言うと少しピリピリした気持ちでした。この時点で既に一度出る出る詐欺に遭っていたからかもしれません。というのも、その年の9月の日生劇場での舞台、出演者の名前に挙がっていた流星くんは、前日のお知らせで、出演しないということを聞かされました。ドラマがあるのも分かっていたし、どうなるのかな、とも確かに思っていたけれど、でも出るって言ったじゃないか…!という気持ちでした。日生公演があるから松竹座公演は仕方ない、諦めよう*1と大阪まで足を運ばなかった私は結局、評判だった流星くんのクズ役を見ることは出来ませんでした。だって出ないって聞いたときは松竹座公演終わってたし!まあそんなしこりを残したままのクリスマスコンサートの発表だった訳です。

私は流星くんが出演する公演、上で書いたようにG公演の初日を第一希望に申し込みましたが、落選。それでもなんとかご縁があって2日目のコンサートに行けることになっていました。が、一年前、忘れもしない12月18日、それはまたもや起こったのです。





藤井流星はスケジュールの都合により休演」




平和なタイムラインに悪魔のお知らせがやってきました。しかも、突然の貼り紙(AA略

当日、しかも会場が開いてからです。
ハアアアアア!?どういうこと!?だって流星くんと神ちゃんと濱ちゃんの公演だよね!?書いてあったよね!?主な出演者が突然当日の貼り紙一枚で出ないとかあるんですか!?!?!?しかもスケジュールの都合って…!100歩譲ってスケジュールの都合なら前から分かってただろうが!!!!前もって言えよおおお!!!!!!!!と、家に居た私ですら思ったので会場に居た人の気持ちはどれほどのものであっただろうか…。 私も第一希望で当選してたら流星くんを見ずに東京に帰ることになっていた訳です…。出る出る詐欺の怖さを初めて肌で感じました。






そして、二日目。
流星くんはもしかしたら来られるかもしれない。これだけが唯一の情報で、出るか出ないか分からない状態のまま大阪に向かいました。会場に貼り紙はなし。そして幕が開いた時、流星くんの姿はありませんでした。 前に居た流星くんのファン泣いてました。…そりゃそうだよ。おいおい貼り紙なしで居ないってマジどういうことよ!?って思ってました。私も。
そんな事を思っている内に曲は終わって挨拶。

「いつ来るか分からないけど流星今向かってます」

の一言が。嬉しい!!!!!けど!!!!それも!!!!事前に!!!!!言ってくれ!!!!!!言われてたら最初から全力で楽しめたのに。この複雑だった気持ちと時間を返してくれよ、と思って…って思い出話とか言いながら愚痴しか言ってないね…。でもこの楽しい思い出にはこの気持ちもセットなんだ…。




それから二人でのコントが繰り広げられます。バックを巻き込んだコントで最後に濱ちゃんによるさよなら~二人の空~生で聞いたの初めてだったけど中々辛かったですwでも生で聞けてよかったなあ。
そして二人でのMC。流星に会えるのが嬉しい嬉しい、と濱ちゃん。すごい笑顔。流星がくるから時間も伸ばさなきゃいけないと。濱ちゃんと神ちゃんの二人の空気がすっごくフワフワしてて、二人ともすっごくニコニコしててねえ…こんなに穏やかなMCあるんだね…っていう(MCについてはちょこちょこツイッターにまとめたので割愛します)

そう。この日は濱ちゃんの誕生日!お祝いに文ちゃん廉くんこぉじだいごりんも来てました。まあ文ちゃんは来るだろうなって思ってたけど、本当に来ていたので感動。文ちゃんは本当はケーキを持ってサプライズで登場したかったのに濱ちゃんがその前に呼んでしまったので段取りが狂ったとぷんすこw文ちゃんの口から「ラインしたやろ!」と聞けたことに興奮しました。(ただの感想)そして濱ちゃんが抱負を話していると私服の流星くんが登場…!!!タイミング!wこれ、ネタでこういうタイミングなのかと思ったら流星くん何も知らずにそのままの足で来たそう。私服の流星くん、スーパーアイドルでした。流星くんを暖かく受け入れるメンバー。流星くんは着替えてからアコースティックコーナーへ。
このアコースティックは着席だったんですけど、松竹座で座って曲を聞くという事がとても新鮮でした。リハーサルはほとんど出来なかったという三人。ギターを持って流星くんの両隣に座る濱ちゃんと神ちゃん。流星くんはソワソワしていてそれを濱ちゃんと神ちゃんが大丈夫だよって優しく受け止めていて、なんだろう、天使なのかな?三人とも天使なのかな???
シルエットではファンにも歌って欲しいということで流星くんから「せーの」という声かけが。なんだろう天使(以下略)照明も抑え気味で三人の歌をただ座って聞くというこんなに贅沢なことはあるだろうか。神ちゃんのソロ虹色の歌もここで初めて聞いたんですが、んーこのタイミングで聞けてよかったな、と。流星くんがいる場所で聞けてよかったと思いました。神ちゃんの伸びた声に本当に泣きそうになってしまった。
流星くんのソロは山P featuring藤ヶ谷くんのNEXTACTION。この日から何度か歌うことになる曲ですが、聞くたびに違う味わいがあるね。このタイミングで「絶望を吹き飛ばす カミカゼになるんだ」って本当に残酷だけど天才的な選曲だよなあ。(と一年間の激動を振り返る)まあこれを最初に聞いたときはカミカゼしか頭に残ってなかったんだけど…。でも最初から間違いなく格好よかったよ。あと流星くんの顔周りがすごくシャープだと思った記憶があります。
そしてNEXTACTIONからのバックコーナーがキスウマイだったんですけど、これは積極的に語り継いでいきたいです。NEXTACTION、最後半裸になってバーン!ってめっちゃ格好よく終わるんですよそしたらねバックの皆は半裸のままイントロ流れ出すんすよ、はける時間ないんすよ、だからね皆♩ムッチュカミカミ~って軽快なメロディで着替えながら歌ってんすよ。これは一体何を見せられてるんだろうとさっきクールな感じで終わったのにな!?という落差に思わず笑いました、個人的にキスウマイ可愛くて大好きだったので嬉しかったし最高に面白かったです。




最後の挨拶では、流星くんから休演したことについての謝罪がありつつも、アットホームに。神ちゃんが流星くんに抱きつきながら、公演は幕を下ろしたのでした。









本当にねえこの公演を語るには色んな気持ちがごちゃまぜになるんだけど…流星くんが最後に謝ってた事には本当に納得がいかないし、*2 この傷の癒えぬままデビュー発表があったから、もうやりきれない気持ちで一杯になったし一種のトラウマのようなものを植え付けられたけれど、でも本当に素敵な公演で、私はこの三人がもっともっと大好きになったし、この公演に入っていなければ私は流星くんの担当にはなっていなかっただろうなあという意味で大きなきっかけにもなった公演です。*3


BOYSの曲も7WESTの曲もエイトも大好きな私にとって大勝利なセトリに加えて神ちゃんと濱ちゃんの歌声、待望の流星くんのソロ。
そしてコンサートでこんなに暖かい雰囲気を味わったのは初めてでした。決して広くはない松竹座という場所も、アットホームな雰囲気を手伝っていたんだろうなあと思います。 そして何よりも、三人の人柄が、そうさせたのだと思います。そんな三人がデビューしてくれて、本当によかった(結局この結論に至る)この日のことはたぶん一生根に持つけれどwそれでもこの公演に入ることが出来てよかったなあと思ってます。





そして遅くなりましたが、濱ちゃんお誕生日おめでとう!濱ちゃんにとって良い一年になりますように。

*1:まあこの発想もいかんかったとは思う。反省してます。

*2:流星くんの誠意は受け止めるし、大人として立派な対応だと思うけど、その状況を作ったのは事務所の方ですよね?という意味で

*3:ここら辺の担降りの経緯はまた改めて書きたいと思ってます