新大阪発

だいたい関西人の話をしています。

私の青春に寄せて

関ジャニ∞を好きになって、12年が経った。

12年前の私は、実はあんまり関ジャニ∞が好きではなくて、(なんかうるさそうだったから。笑)別のグループが好きになった事をきっかけにファンクラブに入り、47都道府県ツアー東京ドーム公演の申し込み用紙を手に入れた。
叔母の「すばるが見たい!」の一言で東京ドームに足を運ぶことになり、「まあせっかく来たし」ってことで関ジャニ∞の中で一番知ってる亮ちゃんのうちわを握りしめて、41ゲート、後ろから数えた方が早いような席で開演を待った。

会場が暗転して歓声が上がり、サイレンがなり始めた会場と、初めての事に「これから何が起こるんだろう」とドキドキしていた自分の気持ちまで、今でも昨日の事のように思い出せる。本当に夢のような時間だった。
うるさいと思っていた関ジャニ∞は、面白くて、歌えて、踊れて、とにかく格好良かった。キラキラを全身に浴びて、家に帰ってからも夢見心地でフワフワしていた。今までの人生で味わったことの無い幸福感だった。

2007年8月5日。
あの日、あっという間に関ジャニ∞のファンになって、それから12年。

十五祭の会場には、私が好きになった時の、特攻服を着た関ジャニ∞の分身達が居て勝手に感慨深くなってしまった。12年、干支が1周するように、これで一区切りなのかもしれない。

十五祭が終わって、亮ちゃんが関ジャニ∞から居なくなってしまったと知った時、「そうか」と思った。
すばるくんが居なくなると知った時、関ジャニ∞が7人じゃなくなると知った時、そんなことがあるのかと衝撃を受けたけど、関ジャニ∞が7人じゃなくなることが有り得るなら、亮ちゃんが辞めることも有り得る事なんだろうなと変に納得してしまった。 だから今回はただ、「そうか」と思った。

ずっと居なくなるのではと言われ続けていて、亮ちゃんが関ジャニ∞を辞めるわけないと思いながら、それが本当になったらどうなるだろうと思って関ジャニ∞を見ていた十五祭だった。
それでも、十五祭は楽しかった。
すごくすごく楽しかった。
暖かい気持ちしかなかったし、
すごく幸せな空間だった。

私は関ジャニ∞が、関ジャニ∞のライブが好きだなと改めて思うのと同時に、これから先、関ジャニ∞の形が残り続けるなら、亮ちゃんが居なくなったとしても、私は応援し続けるだろうなと思った。

12年前の私に、7人が6人に、そして5人になるなんて言っても間違いなく信じないだろうけど。
それどころかすぐに8人に戻るだろうと思い込んでいた。だって初めて見た関ジャニ∞が、8人並んで「これが本当の関ジャニ∞だー」って叫んでいたからね。でも、関ジャニ∞は5人になった。

当たり前だけど、すばるくんにも亮ちゃんにも全く恨みはなくて、ただただ寂しい気持ちと同時に
、時が経ったんだなあと思う。

小学生だった私はもう社会人だし、ほぼ毎回、連番していた亮ちゃんファンの友人はこの前、婚約した。12年の内の3年を除いて、その友人と1公演は必ず連番していた。
東京はもちろんだけど、地方にまで足を運んで、旅行を兼ねてライブに行くのがすごく楽しかった。
学生時代は制服のまま学校が終わったその足で、東京ドームに向かったりもした。チケットがなくても会場まで行って、譲ってもらう事も、そうでなかった事もあったし、雪で飛行機が飛ばなくて札幌ドームまでたどり着けないこともあった。
そんな経験を一緒にした友人が、十五祭に向かう途中、「結婚したら見る暇がないだろうから」とエイトのDVDやCDを全て売ってしまったと話していた。
そんな話を聞きながら、「連番出来るのはこれが最後かもなあ」と思っていた。嬉しいけど、寂しい。でも仕方がないことだし、大人になっただけだ。それぐらい、時間が経ったってことだ。
私よりも、亮ちゃんの事を一途に好きだった彼女なので、多分本当に、連番するのはきっとあれが最後だったんだと思う。
最後が十五祭で良かったなと思っている。最後に、2人で亮ちゃんを、亮ちゃんが居るエイトを見れて、良かった。



12年間、ライブに行き続けられたのは、12年間毎年ライブを続けてくれてたということ。当たり前に思ってしまっているけれど、全然当たり前じゃないよね。関ジャニ∞は本当にすごいし、本当に格好良いよ。



そして、
今までたくさんの思い出をありがとう、
亮ちゃん。

亮ちゃんは、私にとって関ジャニ∞の入り口の人です。当時はNEWSもあったから、ファンとしては、2倍楽しませてもらいました。亮ちゃんの歌もダンスもお芝居も、大好きだった。
私が亮ちゃんを応援していて一度だけ、銀幕デビューという、「デビュー」を応援することが出来た事が、本当にとても嬉しかった。
クソガキの好きを受け止めてくれてありがとう。ジャニーズのアイドルで居てくれて、本当にありがとう。きっと、光の照らされる場所に居てね。でも一番は、好きなご飯を食べてあったかいお風呂に浸かってゆっくり寝てほしいな。幸せでいてほしい。それしかないです。


関ジャニ∞さん、
12年間、本当にありがとう。
そして15周年おめでとうございます。

私の人生の半分には、関ジャニ∞が居ます。

嫌なこと辛いこと苦しいこと沢山あったけど、関ジャニ∞のライブだけはいつ行っても楽しかった。
楽しい思い出を沢山沢山ありがとう、夢を見させてくれてありがとう。今までもこれからも、関ジャニ∞が大好きです。きっとね。


47ツアーとNOMAD
無事に走りきれますように。
そして皆がこれからも、きっと良い方向に向かいますように。

2019年9月30日